最近、ふと気づいたことがあります。
営業において、調子がいい時ほど結果に執着していない。
逆に、うまくいかない時ほど「数字を作らなきゃ」「達成しなきゃ」と、結果に意識が向きすぎている。
これは怠けたいわけでも、成果を諦めたいわけでもありません。
むしろ逆で、結果を本気で取りにいこうとした時ほど、自分が硬くなるという事実に気づきました。
仕事が楽しい瞬間・楽しくない瞬間の違い
楽しい時の自分
- うまくいかなくてもいいと思っている
- いろんなアプローチを試している
- 相手をよく見ている
- 結果より「今、何を学んでいるか」に意識がある
この時、不思議と結果は後からついてきます。
楽しくない時の自分
- うまくやらないといけないと思っている
- 正解を探している
- 数字や評価が頭から離れない
- 相手より自分の不安を見ている
この状態では視野が狭くなり、結果的に営業が重くなります。
「成果に縛られるとしんどい」理由
成果や数字そのものが悪いわけではありません。
問題は、成果を“目的”にした瞬間、行動が硬直すること。
結果を出そうとする
→ 失敗を恐れる
→ 試せなくなる
→ 学習量が減る
→ 結果も出なくなる
このループに入ると、営業は一気につまらなくなります。
「達成している」というマインドの正体
ここで大事な気づきがありました。
「達成している」というのは事実ではない。自己暗示だ。
これは現実逃避でも、自分を誤魔化すための言葉でもありません。
数字の呪縛から一時的に自分を解放するための、意図的なマインド操作です。
レイヤーを分けて考える
① 事実のレイヤー
- 数字は未達
- 結果はこれから
- 課題は存在する
→ ここは冷静に見ます。
② マインドのレイヤー
- 「自分はもう達成している」
- 「だから焦らなくていい」
- 「今日は試せばいい」
→ ここは状態を整えるための暗示。
この2つを混同しないことが重要です。
なぜこの暗示が効くのか
「達成している」と思うことで、
- 「取らなきゃ」という圧が消える
- 相手をコントロールしようとしなくなる
- 試行錯誤に戻れる
- 余裕が生まれる
結果として、本来の自分の営業スタイルが戻る。
つまりこの暗示は、最高パフォーマンス状態に戻るためのスイッチです。
正しい使い方(重要)
使うタイミング
- 数字を見て焦った時
- 「今月どうしよう」と思考が飛んだ時
- 相手より結果を見始めた時
その瞬間だけONにします。
使わないタイミング
- 数字分析
- 振り返り
- 改善設計
ここでは暗示を切り、事実と向き合う。
朝がつらい自分も、これでいい
もう一つ大きな発見がありました。
自分は朝起きた瞬間が一番つまらない。
でも、起きてから2時間後くらいから楽しくなる。
これは怠けでも甘えでもなく、仕様。
だから朝はこう割り切ります。
朝は起動時間。楽しくなくて正常。
楽しもうとしない。考え込まない。
ただ起きて、動く。
営業における最終的なスタンス
今の自分に一番合っているのは、これです。
達成は目指す。
でも評価基準は「試したかどうか」。
自分は「すでに達成している」という暗示を使って、
余裕を持って目の前の人に向き合う。
結果は、後からついてくる副産物。
おわりに
この考え方に気づいてから、仕事について考える時間が楽しくなりました。
成果を捨てたわけじゃない。
成果に縛られるのをやめただけ。
もし今、
- 数字に追われて苦しい
- 営業が楽しくない
- うまくやらなきゃと力んでいる
そんな状態なら、一度こう言ってみてください。
「これは事実じゃない。俺を自由にするための暗示だ。」
そして今日は、一つだけ試してみればいい。
※この文章は、自分が迷った時・重くなった時に何度でも立ち帰るための原点として書きました。
またブレたら、ここからやり直せばいい。