オンライン面接が主流だからこそ、オンラインならではの対策を
今はオンライン面接が主流になっています。気軽に受けられる反面、油断して減点されてしまうケースも少なくありません。
とはいえ、企業側の本気度は対面面接と全く変わらない中、準備不足でせっかくの準備も減点されてもったいないな、と思う方も多数いらっしゃいました。
ここでは、私が日々候補者の方々をサポートする中で「これだけは絶対に押さえてほしい」と感じるポイントをお伝えします。

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1. 面接はあくまで“ビジネスの場”
オンラインだからといって気を抜くと、画面越しにそのまま伝わります。
「大切な商談の場に自分が出ている」と意識してください。
姿勢や表情、背景まで、すべてが評価対象になります。
2. 接続環境は必ず事前チェック
よくあるのが、面接開始直前にアップデートが走ったり、音声トラブルで会話が始められないケース。
これだけで第一印象は大きくマイナスです。前日には必ず接続テストを行いましょう。
3. 入室は5分前が基本
「10分前にアクセス → 5分前には待機室に入る」この流れを習慣化してください。
遅刻はもちろんですが、ギリギリ入室も“余裕のなさ”として映ります。
4. 光と背景は意外と重要
画面に映る自分の印象は想像以上に大きな影響を与えます。
・光の角度を調整して顔が明るく見えるように
・背景は白かバーチャル背景のぼかしを使用
生活感が丸見えの背景では「準備不足」「信頼感に欠ける」と受け取られかねません。
5. 服装はスーツが無難
男女ともにスーツ、最低限でもジャケットは着用してください。
「この人と一緒に働きたい」と思われるかどうかは、見た目の印象が大きく左右します。
6. カンペは“保険”程度に
カメラの横にびっしりとメモを貼る必要はありません。むしろ不自然さが出ます。
絶対に忘れたくないことだけキーワードで控えておく程度で十分です。
7. 声・表情・リアクションは2倍意識
オンラインでは、普段通り話していても「やる気がなさそう」「硬い」と見られがちです。
・声は少し大きめ&明るく
・表情はいつもより柔らかく
・リアクションはオーバー気味に
60分間だけ、役者になったつもりで臨んでみてください。
8. 終了時の一言が印象を決める
最後に「本日はありがとうございました!」と笑顔で伝える。
これだけで「気持ちよくコミュニケーションできる人」という印象を残せます。
面接官も人間です。
ロジックだけでなく“感覚”で「一緒に働きたい」と思えるかどうかを見ています。
まとめ
オンライン面接は便利ですが、オンライン特有の準備不足や油断で減点される人が多いのも事実です。
逆に言えば、最低限のマナーを徹底するだけで「安心して任せられる人材」という好印象を与えることができます。
画面越しでも、誠実さとエネルギーは必ず伝わります。
準備は入念に、そして当日は楽しむ気持ちで挑んでみてください。