「ポテンシャル採用」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
ただし企業が求める“ポテンシャル”は、単なる「やる気」や「若さ」ではありません。
採用担当者が見ているのは、 ①仕事への理解度 と ②頑張れそうな人(スタンス・将来像) の2点です。
解説していきます。
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1. 仕事への理解度
未経験だから「わからない」のは当たり前。
ですが、そこで止まってしまう人と、積極的に理解しようとする人では評価が大きく分かれます。
悪い例
「実務経験がないので、まだわかりません」
「入社してから学びます」
良い例
「実務経験はありませんが、〇〇の技術記事や研修動画を通じて基礎を理解しています。具体的には△△がどう使われるかを理解しており、キャッチアップできる自信があります」
つまり「現場を理解しようとしている姿勢」を示すことが大切。
企業は「自ら調べ、学び、吸収できる人」を採用したいのです。
2. 頑張れそうな人
ポテンシャルとは「入社後に伸びていく可能性」のこと。
その可能性を見極めるうえで重要なのはスタンスと将来像です。
①スタンス
NG:「入社したら頑張ります」
OK:「もう行動しています」
たとえばエンジニア志望なら、独学でポートフォリオを作ったり、勉強会に参加したりしている人は「すでに頑張っている人」と評価されます。
口だけの「頑張ります」ではなく、行動で示すことが鍵です。
②将来像
NG:「エンジニアになることがゴールです」
OK:「エンジニアとして○○を実現したい」
例:
独立して自分のサービスを立ち上げたい
年収800万円を目指したい
事業の立ち上げに関わりたい
ゴールが「なること」で終わらず、「なった先」に明確なビジョンがあると強いです。
まとめ
「ポテンシャル=やる気」ではありません。
企業が求めるのは、
仕事を理解しようとする姿勢
すでに行動しているスタンス
なった先を描いている未来志向
この3つを伝えられれば、未経験でも「ポテンシャル人材」として評価される可能性は格段に上がります。
頑張っていきましょう!!!